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第59回グラミー賞の話題:レシュマン&内田(シューマン&ベルク)/ボストリッジの著書『シューベルトの「冬の旅」』の話題

Tuesday, Feb 14, 2017

昨日、ツイッターや報道で一斉に情報が流れましたが、レシュマンと内田さんの共演によるシューマン&ベルクのCDが第59回グラミー賞の "Best Classical Solo Vocal Album" を受賞しました。ボストリッジ&パッパーノの "Shakespeare Songs" と一緒に受賞。ファンとして単純にうれしいニュースでした。レシュマンと内田さんのこのCDが世界的に話題になって、シューマンを聴く人がまた増える?!(かもしれない)

(追記 2017.2.15)
2/14のニュースでは「受賞発表後に同アルバムは注文が殺到して品切れ状態になっており、増産する方針だ」(産経)とのこと。発表からまる1日経った段階でユニバーサルには5000枚の注文があったとの報道もありました。(オリコン

また内田さんのコメントがユニバーサルのサイトに掲載されました。(本記事末尾の追記参照)





内田&レシュマン (2015)
(シカゴ交響楽団のオンデマンドページ)

モーツァルトのピアノ協奏曲 第6番 & 第26番
シューマン「女の愛と生涯」





ボストリッジとレシュマンが共演したシューマン歌曲集のCDもあります。hyperionのシューマン歌曲全集の第7巻ですが、どうも廃盤のようです。(マーケットプレイスなどでは辛うじて買えるかもしれませんが。)

hyperionのこのシリーズ、今はBOXセットで買えるようです。

HMV | タワーレコード | アマゾン

iTunesでDL購入もできるようです。(これは巻ごとに購入可能なようです。リンク先は第7巻です。ほかの巻は見てない)



当サイト内関連記事
内田光子&レシュマン新譜 シューマンとベルク (2015.10.14)
内田光子さんのシューマンについて - 2) シューマンのピアノ・ソナタ第2番第2楽章の原曲:歌曲「秋に」 (2014.9.5)





ところで、しばらく前から話題となっていたボストリッジの著作の日本語訳が先週届きました。厚めの本、美しい装丁、おもしろそうです。

イアン・ボストリッジ著
『シューベルトの「冬の旅」』


岡本時子・岡本順治 訳
アルテスパブリッシング
発売日:2017年2月8日

「これまで1000回を超える『冬の旅』の演奏経験と、文学・歴史・政治・自然科学におよぶ広大な知見と洞察にもとづいて、シューベルトが死の前年の1827年に作曲したこの連作歌曲集の成立史を克明に跡づけるとともに、詩人ミュラーと作曲家シューベルトが生きた19世紀初頭のヨーロッパの文化状況や自然環境を、豊かなイマジネーションで読者の眼前に生き生きと再現」(アルテスパブリッシング)

イアン・ボストリッジ、自著『シューベルトの「冬の旅」』を語る(アルテスパブリッシング)






追記)内田さんとボストリッジといえば…

2004年のサントリーホールでの共演、別の日には「冬の旅」も演奏されましたが、その日は収録が入らず。水車小屋の方はNHKのテレビの収録があり、後日、放送されました。再放送されないかなあ。再放送してほしいなあ…。


(追記 2017.2.15)
ユニバーサルのサイトに内田さんのコメントが掲載されました。
2度目のグラミー賞を受賞した内田光子から、コメント到着! (2017.2.14)

内田光子さんのコメント
びっくりしているんです。(連絡を受けたとき)何でこのレコードで、他のじゃなかったの?という聞き方をしたんです。これが選ばれたと聞いて、もう全く呆れかえりました。
でも、ありがたいことですから、私は大変うれしかったです。(私は)音楽を本当に愛しているわけです。ですからその愛情と、これに惹かれる気持ちが他の人に伝わって、それによって音楽の美しさが人にもし伝われば、これほどうれしいことはないんです。
グラミー(賞を受賞した)と聞いて「変わっている人だけど、ちょっと聞いてみよう」と思う方がいたとしたら、これは大変うれしいことです。(ユニバーサル


「この反響は大きく、発売元のユニバーサルミュージックにはクラシックとしては異例となる5000枚の注文が来ている
- 内田光子、グラミー賞反響で異例の注文数 本人コメント到着「びっくりしているんです」 (2017.2.14) (オリコン)





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