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Sunday 07 March, 2010

東条さんのブログに興味深い記事がありました。

ヤマハの新しいホールについては「HAKUJUみたいな感じ」をイメージしていたけれど、この記事を読む限りでは、HAKUJUよりもっと(はるかに)不便という印象を受けます。来月、ここに行くのを楽しみにしていたのですが、実際どんな感じか、その時に確かめたいと思います。


(追記 2010.03.13)
渡辺さんもその惨状の写真入りレポを書いていらしたのでした。(→ こちら

うーむ… (ーー;)

来月、聴きに行くのが憂鬱な感じ…。


Sunday 28 February, 2010

「今日の東響定期になんで来なかったんだ」という趣旨のメールが友人から届いて(よい演奏だったらしい…)、「なんでって、なんでって…すっかり忘れていた、って、今ちょっと言えないかも…」と思いつつ、今晩は「LOST」シーズン1の連続放送を録画したものをまとめて見ていた(シーズン5までの全話を既に1度見終わってしまっているのだが、もう1回最初から見返すと前には意味不明だったセリフの意味がわかったり、1つのセリフに二重三重の意味が隠されていることがわかってこれが結構おもしろいのだ)。実は昨日の(日付的には一昨日の)シティフィル定期のこともすっかり忘れていた…。どちらも「当日券で聴きに行こうかなあ、どうしようかなあ…」と考えていたのだが、手元にチケットがない、とか、電話できちんと予約しておかなかった、というような公演はどうしても意識から消えやすい、と思うのだ。決して老化ではない、と思いたい(というのも、そんなのは学生の時からだから…)。だいたい、私はチケットを買っておいても、その日、コンサートだ、ということを忘れがちなのだから、当日券で聴こう、というのは、実はちょっと危ない。(忘れる危険性が高い)

それはともかくとして、バンクーバーオリンピックのフィギュアスケートで浅田真央ちゃんが使ったラフマニノフのプレリュードに感動した別の友人から、今朝、「ラフマニノフといえばピアノ協奏曲はよく聴くけれど、ほかの曲も聴いてみたいから、何かオススメがあったら教えてほしい」というような内容のメールが届いた。

それで今日は返信をいろいろ考えていたのだが、おもしろいのでここにも書いておきたい。


学生の頃、ロシア音楽に少しかぶれてあれこれ聴いていた時期があった。自分がロシア人の生まれ変わりではないかと思うほど、自分の気分にしっくりきていた時期さえあったくらいだ(ほんの一瞬)。6人組の中ではボロディン、リムスキー=コルサコフがいちばん好きで、リムスキー=コルサコフの交響曲第2番など一体何回繰り返して聴いたか、というくらに大好きだった。

リムスキー=コルサコフ / 交響曲 第2番
第1楽章
第2楽章

・ 第3楽章



第4楽章


ちょうどその頃、ラフマニノフもよく聴いていたのだが、当時、私が好きだったのはピアノ協奏曲だったら第1番、しかしピアノ協奏曲よりは交響曲第2番とか合唱曲の「鐘」の方をよく聴いていた。今日、友人とのメールで話題にしたのは交響曲第2番、合唱曲の「鐘」、2台のピアノのための2つの組曲。


合唱曲の「鐘」というのは人生には4つの鐘があるという内容のエドガー・アラン・ポーの詩に基づいたもので(詳しくは → ここ)、


第1楽章 そり遊びの銀の鈴 (幼年時代)
第2楽章 婚礼の金の鐘
第3楽章 騒乱の銅の警鐘
第4楽章 弔いの鐘


真央ちゃんがラフマニノフの「鐘」をオリンピックで使うときいて、私はこちらの「鐘」かと思ったくらいだ。

(追記 2010.03.02)
いまだに勘違いしている人が少なくないようなので改めて明記しておきますが、浅田さんの「鐘」はピアノのためのプレリュードをオケ用にアレンジしたもので、合唱交響曲の「鐘」とは別の曲です。念のため。

(追記 2010.03.03)
友人のpianophiliaさんが記事にしていらっしゃいました。(→ ピアノ音楽名盤選
浅田さんの使用曲はストコ版かなーと適当なことを想像していましたが、ヘンリー・ウッドの編曲だそうです。



ラフマニノフ / 合唱交響曲 「鐘」

・ 第3楽章




真央ちゃんが選んだ曲はプレリュード op.3-2の方だったわけだが^^、件の友人からはギレリスのすばらしい映像を教えてもらった。

ギレリス!


それで思い出したが、以前、NHKのBS2で放送もされたことのある「アート・オブ・ピアノ -20世紀の偉大なピアニストたち-」というドキュメンタリー番組(ビデオやDVDなども売られていたと思う)の中で私の大好きなピアニスト、ヨーゼフ・ホフマンが弾いていたのがこの曲だった。

ホフマン ラフマニノフを弾く!




※このドキュメンタリーに収録されているコルトーの「弾き語り『詩人は語る』」が私は大好きなのだ^^。


コルトーは語る…




それはさておき^^、

私がピアノデュオのコンサートに出かけることはそう多くはないのにもかかわらず、ラフマニノフの2台のピアノのための組曲が高い確率でプログラムに含まれている(ことに第2番が)。


組曲 第2番

・ 第1楽章



第2楽章
第3楽章
第4楽章


組曲 第1番 「幻想的絵画」

第1楽章
第2楽章
第3楽章

・ 第4楽章




ラフマニノフといえば、すぐれたピアニストだったことも忘れてはいけないのだが、私が真っ先に思い出すのは彼の弾いたシューマンの「謝肉祭」の「スフィンクス」の怪演(?)のことだ。この「スフィンクス」の音列をどう解釈してどう「処理」するかはピアニストによって「いろいろ」で、クララをはじめ、この音列そのものを弾かない演奏家もいるし、シューマンが楽譜に書いているのだから弾くのが妥当…という理由かどうかは知らないけれど、ちゃんと弾いている演奏家もいる。ただ、限られたCDでしか謝肉祭を聴いたことがない人がいるとすると、ひょっとしたら「スフィンクス」を弾いているピアニストの演奏にはじめて出会った時には面食らうかもしれない。というか、実はかつて私自身がそうだったのだ…。もう何度も何度もCDや演奏会で「スフィンクス」が弾かれるのを聴いているのに、やはり出かけた演奏会のプログラムに謝肉祭があって、その中でピアニストが「スフィンクス」を弾く時には、今でも妙にドキドキしてしまう^^

で、ラフマニノフの「スフィンクス」は低音部におどろおどろしい音が加えられていて、やはり聴くたびにぎょっとしてしまう。下のリンク先、パート1の8分36秒過ぎで聴けるので興味のある人はどうぞ^^

・ パート1



パート2
パート3

これがいかに変わっているか、という比較は以下の録音と比べてみるとよくわかる。

これの6分6秒過ぎのところ




ここまで書いてわかった(というか思い出した)。今日はラヴェル編曲「謝肉祭」を聴きに行かなかったかわりに、家で「謝肉祭」のことを考えていたんだなあ!


そして、例によって、オリンピックとラフマニノフの話題がなぜかシューマンで終わってるし…^^


【注】 リンク先の音楽ファイルは何かの都合で削除されている可能性があります。


Sunday 31 January, 2010

2009年のまとめの中で、

今年はシューマン年だが、それでも
「今年は」と特に意気込むことなく、敢えて「淡々と平生を生きる」という心境を持って目の前のコンサートに地道に足を運びたい

とかと書いておきながら、はっと気がついたら、1月に出かけたコンサートは「すべてシューマン」…。

はははは~^^

※おたくの言うことですから、偏向、偏愛、極論あり、割り引いて読んでください。


Tuesday 12 January, 2010

※追悼番組の情報を追加しました。 → こちら




スウィトナーさんが8日、ベルリンで亡くなったそうです。87歳。

asahi.com
YOMIURI ONLINE
毎日jp
NHK交響楽団 名誉指揮者 オットマール・スウィトナーの逝去について(NHK交響楽団/PDF)

たくさんのすばらしいコンサートを聴かせていただきましたが、私にとって忘れられないのは、なんといっても、1986年12月のN響定期、ベートーヴェンの6番5番。

それに、1989年11月、ベルリンの壁が崩壊した日のN響定期でのドヴォルジャーク8番。

これまで数多く聴きに行ったN響のコンサートの中でも、とても特別な、深い感動を与えてくださった、大好きだった指揮者のお一人です。スウィトナーさん、すばらしい感動を、そしてかけがえのない貴重な音楽体験の数々を、忘れられない思い出をありがとうございました。


※86年のベートーヴェン公演の1年半後に詠んだ歌の1つです。
スウイトナーの運命ききてのち走り抜く師走の夜の渋谷をば



CDプレイヤーを初めて買った日、一緒に買ったCD(=手持ちのすべてのCDの中で一番最初に買ったCD)がスウィトナーさんとシュターツカペレ・ベルリンによるシューマンの1番3番でした。(2番4番を買ったのはもう少し後) 私は長らくこの1番3番を愛聴していました。最近、このCDを棚から取り出す機会が減っていましたが、今日からしばらくはこれを聴いてスウィトナーさんを偲びたいと思います。




(2010.02.06 追記)

NHKの追悼番組の情報です。

→ 詳細

2/7(日) 21:00~22:00
NHK教育テレビ「N響アワー」
~N響名誉指揮者 オットマール・スウィトナーさんをしのぶ

ヴェーバー : 歌劇「魔弾の射手」 序曲
(収録 : 1988.03.04 NHKホール 第1046回N響定期)

ブラームス : 交響曲 第3番 へ長調 op.90
(収録 : 1989.11.16 NHKホール 第1095回N響定期)

--------------------
2/15(月) 01:00~
NHK・BS2 「クラシック・ロイヤルシート」
クラシック・ドキュメンタリー「父の音楽~指揮者スウィトナーの人生」
--------------------
2/26(金) 10:00~
NHK・BS2 「BSシンフォニーアワー N響演奏会」
第919回 N響定期公演 ~オットマール・スウィトナー追悼~

(オール・モーツァルト)
交響曲 第39番 変ホ長調 K.543
交響曲 第40番 ト短調 K.550
交響曲 第41番 ハ長調 K.551 「ジュピター」

(収録 : 1984.01.11 NHKホール N響定期 1月Aプロ)


※「父の音楽~指揮者スウィトナーの人生」は去年の3月に放送された番組の再放送です。老いたスウィトナーさんが、本妻と愛人と、愛人との間の息子(=このドキュメンタリーの監督Igor Heitmann)の4人の「家族」で毎週、「穏やかに」食事をしている風景など、びっくりしてしまったシーンもありましたが、秀逸なドキュメンタリーです。年老いた父と息子との交流というのが、あたたかくも哀しく、感動的でした。


Friday 01 January, 2010

…的な1年です。

そして、みなさま、あけましておめでとうございます。

今年もたくさんのコンサートでシューマンやシューベルトやシューマンやシューベルトやシューマンやシューベルトやシューマンやシューベルトやベートーヴェンやブラームスやモーツァルトやバッハやブルックナーやマーラーや(中略)が聴けたらとてもうれしいです。

毎年すばらしいコンサートに恵まれ、いつもお正月には「本当に昨年は『当たり年』だった」と思うのですが、2009年もまさしく「当たり年」でした。今年はどんなコンサートに出会えるのでしょう。「ショパン年」の方が世間的にはメジャーかもしれませんが、やはりシューマンの公演数も例年に比べても非常に多く、私も1月だけでも(現時点で)5つほどシューマンのコンサートを聴きに行く予定にしています。その他、プログラムにシューマン/シューベルトがあってもなくても、どうしても聴きたい公演は数多く、本当に迷ってしまいます(予算、スケジュール、体力の三位一体の懊悩…)。

みなさまもどうぞ楽しい、そしてすばらしいシューマン年、そしてショパン年をお過ごしください。

元日の1枚、今日のCDはシュタイアー/ヘレヴェッヘのシューマン:ピアノ協奏曲。

(コンサートでもシュタイアーのコンチェルトが聴けるような機会があるとよいのですが…)

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