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2001.11.27


■11月30日(金)午前8時5分よりNHK・BSにて「シューマンの失われたロマンス」


 11月30日(金)の午前8時5分より、チェロのスティーヴン・イッサーリス、指揮者のクリストフ・エッシェンバッハらの出演によるドキュメンタリー番組「シューマンの失われたロマンス」が放送されます。この番組の詳細については伊藤書記長の「A Plaza of Clara Schumann」で詳しく紹介されています。


なお、この番組はビデオ発売されているようです。国内での取り扱いはわかりませんが、bullfrogfilms.com で購入できるようです。




→ 関連CD: 「シューマン:チェロ協奏曲ほか」
    エッシェンバッハ指揮&ピアノ、イッサーリス独奏、ドイツ・カンマーフィル・ブレーメンほか
     RCA Victor Red Seal [09026.68800] (輸入盤)
     RCA [BVCC-31002] (国内盤)

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2001.11.08


■N響アワー「ここまでわかった!音楽する脳」にてシューマンのチェロ協奏曲


 11月11日(日)のNHK教育テレビ「N響アワー」(21:00-22:00)にて、6月15日付の当ニュースでお伝えした神経内科医の岩田誠さんの著書『脳と音楽』をテーマにした番組が放送されます。シューマンの事例も紹介されるのかは詳細不明ながら、1998年のサヴァリッシュN響のシューマン・チクルスのチェロ協奏曲の第2楽章と第3楽章が放送予定曲目に含まれています。 (独奏はマリオ・ブルネロ)

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2001.10.03


■NHK総合テレビ「プロジェクトX」にてリヒテル(シューマンop.12)の話題


 NHK総合テレビにて放送中の「プロジェクトX〜挑戦者たち」(毎週火曜 21:15-21:58)の10月2日放送分、第68回「リヒテルが愛した執念のピアノ」にてシューマンの作品が流れました。この番組では世界に通用するピアノを製作するためにヤマハの技術者・調律師がどのように苦労したかが物語られ、終盤でヤマハ浜松工場で行われたリヒテルの演奏会(1979.03.06)のエピソードが紹介されました。リヒテルは自分のピアノを製作した浜松のピアノ製作者・技術者たちにお礼として演奏を聴いてもらいたいと希望。その結果、浜松工場内での演奏会が実現したそうです。この時、リヒテルが演奏した曲として、この番組ではシューマンの幻想小曲集 op.12 が紹介されました(演奏会は2時間半に及んだとのことですが、これ以外に何を演奏したのかは不明です)。この時の録音や映像が放送されたわけではありませんが、当時の技術者・調律師の証言が紹介されました。リヒテルの人柄を知る上で非常に貴重でかつ感動的なエピソードでした。

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2001.08.19


■月刊「ショパン」9月号に「トロイメライ」の特集


 月刊「ショパン」にて連載中の「21世紀に弾きたい曲 楽曲分析シリーズ」の第9回でシューマンの「トロイメライ」が特集されました。戸田紗織さんによる「イメージと自由な想像の世界」と題された小論と楽曲分析のほか、伊藤恵さん、近藤嘉宏さんらのエッセイが掲載されています。




*月刊「ショパン」2001年(H13年)9月号、第18巻第9号通巻212号、pp.85-93。

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2001.08.01


cpo 8月新譜 "Clara Schumann Conplete Piano Works" 発売


 1990−91年にかけて録音された Jozef De Beenhouwer のピアノ独奏による "Clara Schumann Complete Works for Piano Vol.1-3" [Partridge 1129-2/1130-2/1131-2](廃盤)がこの度 cpo から3枚組CDとして発売されました。作品番号がつけられているクララのピアノ独奏作品をすべて網羅しているのはこの全集のみです。また、作品番号がついていながら、ほかにCD録音されたことがなく、この全集でしか聴くことのできない作品も収録されている点、非常に貴重です。 (ex. クララの自作自演を聴いたショパンがクララに楽譜を所望したと伝えられている「4つの性格的小品」op.5 など) また、今回の cpo からの再発売に際して、旧盤には収録されていない "Praeludium und Fuge (1845)" (世界初録音)が新たに録音され収録されました。




"Clara Schumann Complete Piano Works" cpo [999 758-2]
  pf. Jozef De Beenhouwer (*, ** ともに世界初録音)
[CD1] Sonata in G minor (1841-42) *
Romanze in B minor (Christmas 1856)
Impromptu in E major (c. 1843) *
Romanze in A minor (1853) *
Scherzo in D minor op.10 (1838)
Deuxieme Scherzo in C minor op.14 (c. 1841)
Praeludium in F minor *
Soirees Musicales op.6 (1834-36)
Etude in A-flat major (c. 1832) *
Marsch in E-flat major (1879) *
[録音: 1990/08/15-18 ]
[CD2] III Praeludien und Fugen op.16 (1845)
Variationen ueber ein Thema von Robert Schumann op.20 (1853)
Trois Romances op.11 (1839)
Romance variee op.3 (1833)
Caprices en forme de Valse op.2 (1831-32) *
Souvenir de Vienne, Impromptu op.9 (1838)
Valses romantiques op.4 (1835) *
[録音: 1991/04/10-13 ]
[CD3] Variations de Concert sur la Cavatine du Pirate de Bellini op.8 (1837) *
Quatre Polonoises op.1 (1828-1830)
Quatre Pieces Caracteristiques op.5 (1835)
 ※4曲のうち、下記の2曲は世界初録音
   I. Impromptu / II. Caprice a la Bolero
Quatre Pieces fugitives op.15 (c. 1840-1844)
Praeludium und Fuge a 4 voci in F sharp minor (1845) **
Drei Fugen ueber Themen von J.S.Bach (1845) *
Drei Romanzen op.21 (1853)
[録音: 1991/08/21-24, ** のみ 2000/05/14 ]

@ クララ・シューマンの作品については伊藤書記長のサイト
A Plaza of Clara Schumann」で詳しく紹介されています。


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2001.06.15


■岩田誠『脳と音楽』にシューマンの解剖報告


 神経内科医の岩田誠さんの新著『脳と音楽』(メディカルレビュー社)の「第7章 創造と幻覚」(pp.253-288)の中で、シューマンの主治医リヒャルツによって行われたシューマンの病理解剖の報告書が紹介されています。ここで岩田さんはシューマンの幻聴体験と創作の関係に特に着目し、創作につながる幻覚(幻聴)について考察されています。「芸術家における創作とは何か」といったような、本来は哲学系のテーマであるべき問題に、医学的見地からヒントを与えている興味深い一文といえます。人文系シューマンおたくは必読の1冊。

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■伊藤恵さんのホームページ

 伊藤恵さんのホームページが開設されました。 ( → ここ

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2001.05.28


■月刊「ショパン」6月号にクララの小伝掲載


 月刊「ショパン」にて連載中の「音楽史を彩る女性たち」の第12回でクララが特集されました。副題は「── ふたりの作曲家に愛された女性音楽家の比類なき生涯 ── クララ・シューマン」(萩谷由喜子)。作曲家としてのクララにも紙面を割いている点で、バランスよくまとめられた小伝といえるでしょう。


*月刊「ショパン」2001年(H13年)6月号、第18巻第6号通巻209号、pp.142-149。

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2001.04.01


■2000年東京国際音楽コンクール<指揮>入賞デビューコンサート


 2000年東京国際音楽コンクール<指揮>入賞デビューコンサート東京公演が3月31日(土)に開催されました。(新星日本交響楽団:すみだトリフォニーホール) この演奏会において、コンクール優勝者の下野竜也さんがシューマンの交響曲第4番を指揮、力強くも繊細かつ緻密な演奏を披露しました。シューマンのオーケストラ曲が持っている独特の色彩感が鮮やかに浮き上がってくるタイプの演奏でした。今後の活躍が期待されている若手指揮者が、「デビューコンサート」と銘打たれた演奏会において、わざわざシューマンの交響曲を取り上げたということは、シューマンおたくにとっては非常に喜ばしいことです。


関連ページ: 梶本音楽事務所

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■喜多尾道冬「魔のイ音、もしくはデーモンに浸蝕されるシューマン」

 ドイツ文学者で翻訳家としても知られている喜多尾道冬さんの新著「音楽の悪魔」(音楽之友社)が発売されました。この本の「悪魔に魅入られたロマン主義の作曲家たち」という章においてシューマンが論じられています。なかなかおもしろい内容です。特に「クライスレリアーナ op.16」と、最近私が「ノヴェレッテン op.21」以上に深くはまりつつある「夜曲(夜想曲) op.23」についての考察などは興味深い内容でした。これらの作品がロマン主義思潮と関連づけられて簡潔に述べられています。人文系シューマンおたくは必読の一文。

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2001.03.29



■クララの作品 op.22, op.12-2 がFMで放送


 伊藤恵さんがレギュラーでご出演されていた東京FMのクラシック音楽紹介番組「FMソフィア あたまのおしゃれ ソフィア・レッスン」(毎週木曜 10:30-10:40)が3月29日に終了しました。最終回の前週3月22日の放送では、(非常に画期的なことですが)作曲家としてのクララ・シューマンの業績が伊藤さんによって紹介され、シェレンベルガーによるクララの「3つのロマンス op.22」"Er ist gekommen in Strum und Regen" op.12-2 ( sp. ラン・ラオ Lan Rao, pf. ミカエラ・ゲリウス Micaela Geliius, ARTE NOVA [BVCC-6046 (74321-43308-2) ] 国内盤 ) が放送に乗りました。

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2001.03.28


■ I・オイストラフによる「ヴァイオリンとオーケストラのための幻想曲 op.131」のCD


 名曲にもかかわらずあまりCDがない 「ヴァイオリンとオーケストラのための幻想曲 op.131」 のイゴール・オイストラフ独奏オケ版(!)のCDを入手しました。イゴールはダヴィッド・オイストラフの息子です。


vln. Igor Oistrakh, cond. Arnold Katz, Symphony Orchestra of Moscow State Philharmonic
AUDIOPHILE [APL 101.526]  録音年は不明です。


* カップリング: ブラームス / ヴァイオリン協奏曲
 (ダヴィッド・オイストラフ独奏、コンドラシン指揮@モスクワRTV響)

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■月刊「ショパン」4月号に伊藤恵さんのコメント


 月刊「ショパン」4月号に伊藤恵さんのコメント(4月15日の演奏会にからんだもの)が掲載されています。「森の情景 op.82」について触れておられます。

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