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シューマン / ノヴェレッテン op.21 の 第6曲はとてもいい曲だ。 → ( 伊藤恵 「 シューマニアーナ 6 」 )

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[42]エッシェンバッハとプレガルディエン (その1) ととろお 03/5/26(月) 4:10
[43]エッシェンバッハとプレガルディエン (その... ととろお 03/5/26(月) 4:20


   東京エッシェンバッハ週間(←私が勝手につけたタイトル)、終了
しました。夢のような1週間でした。今回、NDRハンブルク北ド
イツ放送交響楽団との公演が3日間(東京2日、横浜1日)、エッ
シェンバッハがピアノを弾いた室内楽が1日(東京)と、あわせて
4日間のエッシェンバッハ出演の演奏会が東京&横浜でありました。

前回のNDRとの来日公演、東京では3日連続でシューマンのシン
フォニーを3番、2番、4番とやってしまうという、とんでもなく
すばらしいプログラムでしたが(各日、後半はブラームス1番、ベー
トーヴェン7番、チャイコ6番。あの3日間の感動は忘れられませ
ん)、今回はNDRのプログラムにはシューマンが1つもありませ
んでした。そのかわり、東京公演は2日間ともにクレーメルとの共
演でした。初日がベルクのコンチェルト、2日目(来日公演最終)
がシュニトケの合奏協奏曲第2番でした。(このシュニトケが本当
にすばらしかった!)

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5/20(火) サントリーホール
 ベルク:ヴァイオリン協奏曲(ヴァイオリン:ギドン・クレーメル)
 マーラー:交響曲 第5番 嬰ハ短調

5/24(土) 横浜みなとみらいホール
 ベートーヴェン:「エグモント」序曲
 シューベルト:交響曲 第8番 ロ短調 D.759「未完成」
 ドヴォルザーク:交響曲 第9番 ホ短調 Op.95

5/25(日) サントリーホール
 シュニトケ:合奏協奏曲 第2番
  (ヴァイオリン:ギドン・クレーメル/チェロ:マルタ・スドラバ)
 ブラームス:交響曲 第4番 ホ短調 Op.98

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マーラーは聴衆の意見が大きく分かれて、「いい」と言う人と、
「いかん」と言う人の意見が両極端だったようですが、私はおもし
ろく聴きました。個人的にはエグモントが一番良かったなあと思う
のだけれど、オーケストラの調子は公演日程が押し詰まるに従って
上がっていったように思います。最終日がいちばん調子が良かった
かもしれませんね。クレーメルはどちらの日もすばらしかったです。
特にシュニトケは絶句の名演でしたが、アンコール(マイアベーア
の変奏曲)はさらに絶句ものでした。それに、あのチェロの妙技!


さて、今回、私が特に深い感銘を受けたのはエッシェンバッハとオー
ボエの若尾圭介さんとのデュオ・リサイタルでした。

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5/21(水) トッパンホール
 バーバー:カンツォネッタ op.48(遺作)
 シューマン:3つのロマンス op.94
 シューマン:幻想小曲集 op.73
 モーツァルト:ソナタ ト長調 K.379(373a)
 シューマン:アダージョとアレグロ op.70

 (アンコール)
 シューマン:夕べの歌
 モーツァルト:ソナタ ト長調 K.379(373a) から

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客席では「シューマンばっかりだなー」という声があちこちから聞
こえてきて、思わず、

ふっふっふー( ̄ー ̄)

という顔になってしまいましたが、こんなにシューマンばかりの演
奏会を、聴きたい演奏家の演奏で聴けるとは、なんという幸運かと、
ひたすら感動しました。

若尾さんのオーボエ演奏も、あらゆる表情を完璧に表現しつくして
いて、そのコントロールの妙と、歌の大らかさには感銘を受けまし
た。見事としか言いようがありません。エッシェンバッハのピアノ
には、ほとんど絶句。ああいう、繊細で、夜の闇を縫う夢のように
滑らかで、音色が多彩で、それなのに、派手さを少しも感じさせな
い(動的でありながらも、静謐な世界のイメージを喚起させる)ピ
アノは、私にとっては、昨年のプレガルディエンの「冬の旅」のミ
ヒャエル・ゲース以来でした。

次の投稿につづく


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   [#42]のつづき

翌日は同じホールでそのプレガルディエンと白井光子さんの「ヴォ
ルフの夕べ」があり、スペイン歌曲集が演奏されました。アンコー
ルではシューベルトとメンデルスゾーン、それにシューマンの2重
唱がたくさん。予定されていたプログラムのヴォルフはもちろん好
演でしたが(ヘル氏のピアノも含めて)、アンコールでプレガルディ
エンのシューマンをいくつか聴くことができたのは幸運でした。
白井さんとの息も合っていました。印象に残る良い演奏会でした。

このデュオ・リサイタルの数日前に所沢で行われたプレガルディエ
ンと白井さんの共演によるR&Cの「『愛の春』より12の詩」は都
合が悪くて聴きに行くことができなかったのですが、きっとそちら
もすばらしい演奏会だったのだろうなあと想像してしまいました。
今秋、再来日するそうですので、都合がつけばまた聴きに行きたい
なあと考えています。

余談。
最近、レーガー編曲による、オッター@アバドの「タルタロスの群
れ D.583」
にはまっていましたが、D.583のオリジナル版のCDが
手元のCDの中に見つからなくて(あるのかないのかさえわからな
い)、調べたらプレガルディエンのシューベルト@シラー歌曲集の
CDには収録されていることがわかりました。ところが、国内盤は
廃盤だそうで、某所で輸入盤の取り寄せを頼んだところ、すぐに手
配してもらえたのですが、受け取りに行ったのが、なんとプレガル
ディエンのこのリサイタルの日。微妙にうれしかったですー(^^ゞ


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